クレーム(苦情)はclaim にあらず (上級 ★★★)

日本語で「クレームをつける」と言いますし「クレーマー」なんて言葉もあるので、
英語の文章で「苦情を言う」場合に claim を使う例が時々見受けられますが、実は、
claim には「苦情をいう」という意味はありません

 

手(パー) 英語のclaim (動詞)は「主張する」「断言する」という意味合いが強く、
権利や真実について述べる時に用いられます。その他、「賞金や賞を獲得する」
という意味や「(事故などで)命が奪われる」という意味もあります。


使用例
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He claimed the right to terminate the lease agreement.
彼は賃貸契約を解約できる権利を主張した

She claimed that her son was telling the truth.
彼女は彼女の息子が真実を言っていると断言した

The car accident claimed two lives.
その自動車事故は2人の命を奪った

I claimed the 10,000 yen prize on a scratch ticket.
私はスクラッチくじで1万円当たりました


ちなみに、claim には名詞もありますので、使用例を1つ挙げてみます。

He made unreasonable claims on the laywer's time.
彼は弁護士の時間について不当な要求をした


手(パー) 本当に「苦情をいう」「クレームをつける」と言いたい場合は、
complain (動詞)が良いと思います。

 

使用例
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I complained to the manager that the waiter was rude.
私は店のマネージャにウェイターが失礼だとクレームをつけた

He complained constantly about the noise in the corridor.
彼は絶えず廊下の騒音について苦情をいった


complain の名詞は complaint です。使用例を1つ挙げると

The young customer made a complaint about the slow service.
その若い客は遅いサービスに不平をもらした

となります。