交通手段をいう時の前置詞(★★☆ 中級)

交通手段をいう時の前置詞(★★☆ 中級)

前置詞は、なかなか苦労する部分ですね。日本人だけでなく、苦労する部分です。というのも、大まかな原則はあるものの、例外も色々あるので、コツコツと覚えなければマスターできないからです。
 
手(パー) その分、正しく使いこなせるようになると英語が上手く見えます(聞こえます)。実際、ネイティブは、定冠詞(a/an/the)と前置詞がどれだけ正確かでその人の英語レベルが分かる、といいます。ですので、見方をかえると、少し頑張ると速効効果が期待できる部分です。


さて、今日は、交通手段を言う時によく間違ってしまう前置詞をご紹介します。

交通手段を表す場合、通常 by を使いますね。
「by + ○○」というシンプルな形です。

I came here by car(車で)/ by bus(バスで)/ by train(電車で)/ by bicycle(自転車で).
ひらめき 「徒歩で」は例外的で、on foot と on を使います。
 《参考》 一部の辞書では by foot と記載してるものもありますが、英米とも on foot の方が一般的なようです


ひらめき ところが、定冠詞(a/an/the)や代名詞(my/your/his/her/their) がつくと、by ではなくなります。

I came here in my car.
I came here on the train.
I came in a taxi.
I will travel around the world on a bicycle someday.


手(パー)ところで、前置詞を使わないで交通手段を表現する方法もあります。
「前置詞がともかく苦手、面倒くさい!」という方は、そういった表現を覚えてしまうのもテかもしれません。

Can you drive me home?
家まで(車で)送ってくれる?

My children take the bus to school every day.
うちの子供は毎日バスで学校にいく

Let's take a taxi downtown.
ダウンタウン(市内)までタクシーに乗ろう

I normally bike to school.
私は普段自転車で通学する

We plan to walk from here to the inn.
私たちはここから旅館まで歩くつもりだ


 
手(パー) 初級〜中級の方は、まずは by car/ by bus / by train / by bicycle / on foot をしっかり押さえましょう。上級の方は、実際に色々な表現を使用しながら、口や手を慣らして頂ければと思います。