イギリス英語とアメリカ英語の大きな違い(1)クオテーションマーク (★★☆ 中級)

イギリス英語とアメリカ英語の大きな違い(1)クオテーションマーク (★★☆ 中級)

「イギリス英語とアメリカ英語の大きな違いは?」と聞かれて、思い浮かぶのは何でしょう?

スペルの違い?
手(パー)そうですね、英米で異なる単語が確かにあります。

表現?
手(パー)そうですね、イギリス人が使いがちな言い回し、アメリカ人が使いがちな言い回し、多少あります。

手(パー)実は、意外な盲点となっているのが、句読点の使い方なんです。

英語の句読点とは、カンマやピリオド、クオテーションマークといった記号のことです。


どうやら、日本の英語は、英米ちゃんぽん状態で教えられている(いた?)ようで、相当英語力のある方でも違いがあることを知らない、意識していない、ようです。


今日取り上げるのは、引用を表すクオテーションマークです。
日本語だと、「    」 に相当します。
それと同時に、クオテーションマークを使った場合のピリオドも一緒に学びましょう。


アメリカ英語: "  " (ダブルクオテーションマーク)を使い、最後のピリオドは内側に打ちます。

Chie said, “It’s time for lunch.”
チエは「お昼の時間よ」と言った

 

イギリス英語: '  ' (シングルクオテーションマーク)を使い、最後のピリオドは外側に打ちます。
Chie said, ‘It’s time for lunch’.
チエは「お昼の時間よ」と言った


手(パー)小さなことですが、ネイティブは意外と気にします。
中上級の方は、是非、意識してください。