ビジネスメールで Thank you in advance. は要注意です (★★☆ 中級)

日本人が書く英文ビジネスメールでは、締めくくりに Thank you in advance.が使われることが多々あります。

よくある例は

Thank you in advance for your attention to this matter.
Thank you in advance for your help.

でしょうか。


どんっ(衝撃)日本語の「宜しくお願い致します。」に相当する英語、という認識が非常に強いようですが、実は、コレ、要注意なんです。

英語としては間違いではありません。

何が問題かというと、「予め御礼申し上げます」と書くことで、
「相手に有無を言わせない」「相手に断わる余地を与えない」、とプレッシャーをかけているような印象を与えてしまうのです。

 

読む側のネイティブの反応も色々ですが、

「失礼である」
「こう言われるのが嫌い」
「やるのが当然と思われて嫌」

という人も少なからずいます。


書き手は丁寧さ、申し訳なさを表現しようとしているのに、逆の印象どんっ(衝撃)になってしまうわけです。

お決まりのように Thank you in advance. と書いてしまっている方は、状況に応じて下記の表現も使ってみましょう。


Thank you for considering my request.
私の要望をご考慮頂きありがとうございます。

I will be grateful for any help you can provide.
何かお手伝い頂ければ有難いです。

Thank you for any help you can provide.
何かお手伝い頂ければ有難いです。

I will appreciate your help with this situation.
この状況についてお手伝い頂ければ幸いです。

I hope you will be able to provide the information.
情報を提供頂ければと存じます。


ところで、冒頭の 
Thank you in advance for your attention to this matter.

ですが、これは、支払いの催促状などでよく使われる表現ですので、ちょっと印象が悪いです。
出来れば使わない方が良いです。