動詞の区別(3)「風邪をひく・ひいている 等」(★★☆中級)

動詞の区別(3)「風邪をひく・ひいている 等」(★★☆中級)

手(パー) 前回取り上げたのですが、動詞には、

1)動作を表す動詞 と
2)状態を表す動詞 があります。

今のシーズン、風邪を「ひく」ことも「ひいている」こともあるわけですが、動詞の区別をしながら、おさらいしましょう。


るんるん 「風邪をひいた」は、動作なので、I got a cold. となります。

I've got a cold. と現在完了形を使うこともあります。現在完了形を使うと、「たった今ひいちゃった」という意味合いが出てきます。

るんるん 「風邪をひいている」は、状態なので、I have a cold. となります。

手(パー) よくある間違いは、

I'm having a cold. です。

「ひいている」は現在進行形のようですが、have a cold を使うのが通常です。


ひらめき それでは、I had a cold. はどうでしょう?

had は 「have a cold 」という風邪をひいている状態の過去形なので、

答えは、

「風邪をひいていた」

つまり、今は「ひいていない(治った)」ということになります。


最後に、風邪は天下の回りもの(?)。「○○から移った〜!」と
愚痴りたくもなるものですね。

そんな時は、 from を使います。

I got a cold from my son.
「息子から風邪を移された」