ビジネスでよくある、不可算名詞の間違い (2) (★★☆ 中級)

ビジネスでよくある、不可算名詞の間違い (2) (★★☆ 中級)

先日同じテーマで equipment、 information、training についてご紹介しました。
お蔭様でご好評いただき、ありがとうございます!

第2弾として、今日は、advice (助言) と research (リサーチ) について書きます。
この2つもネイティブ添削者がよく指摘する単語です。


: research は、イギリス英語では複数形(researches) も有り、ということになっています。
ここでは、アメリカ英語としてお読み下さい。


繰り返しですが、

手(パー) 英語の名詞には、「数えられる名詞(可算名詞)」と「数えられない名詞(不可算名詞)」があります。
手(パー) 名詞の殆どは可算名詞です。

手(パー) 可算名詞は複数の場合に s (場合によって es)  を付けますが、不可算名詞は複数でも sを付けない、つまり、単数でも複数でも同じスペルとなります。


手(パー) advice research も「数えられない」ので、複数のつもりで s をつけると間違いになります。

誤 advices
誤 researches 

同様に、単数のつもりで a や an を付けるのも間違いです。

誤 an advice

正 She won't accept advice from anyone.
   彼女は誰からのアドバイスも受け入れないだろう。

正 Follow your doctor's advice.
     お医者様のアドバイスに従いなさい。

誤 a research

正  Recent research on A has produced some interesting findings about B.
最近のAについての研究で、Bについて面白い発見があった。
 

手(パー) とはいえ、特定の数や量(多い少ない)を表したい、ということもありますよね。


その時どうするか。。。。

単語別に一緒に使える語を覚えましょう!


手(パー) advice は、piece や word という言葉で「1つの」「ちょっとした」という意味を出すことができます。

例: Let me give you a piece of advice.
   一言助言するよ。

    A word of advice. Don’t wear that hat. 
     一言。あの帽子はやめるべきだよ。


手(パー) research は、1とか2というより、「多い」「多少の」という意味を出すケースが多いかもしれませんね。

まず、some (ある程度、多少の)を使うことができます。

例:   I’ve done some research to find out the cheapest way of living there.
        私は下調べして、そこで生活するのに一番安い方法を見つけた。

多い場合は、extensive (大規模な、豊富な)という単語が良いでしょう。

例:  Dr. Smith has carried out extensive research into renewable energy sources.    
         スミス博士は再生エネルギー源について大規模な研究を行った。

 

慣れれば、使えるようになりますよ!