ご存知の通り、etc. は et cetera (エトセトラ)の略で、「〜等」という意味です。
日本語では、「〜等」ってよく使いますね。社会人だと頻繁に話したり書いたりしていると思います。
その調子で、英語でも etc. と付けている方は要注意です。
まずはじめに、「〜等」というからには、他に何かあるはずなのですが、本当にありますか?
A, B, C, etc. というならば、DやEがあるはずですが、DやEがないのに etc. をつけていませんか?
実際、英文添削ではそのような指摘もされています。たぶん、日本語で「等」を使い慣れてしまったせいではないかと思います。
英語では、etc. という語は、日本人ほど使わないですし、「なるべく使わないほうが良い」と思われているようです。「等」って何を指しているのか、全く具体性がありませんので。
使うのであれば、
A, B, C, etc. というより、
A, B, C, and so on
A, B, and C among other things
がベターだとネイティブ添削者は言います。
and so on は学校でも習ったと思います。
among other things は見慣れないかもしれませんが、中上級者の方は覚えておかれると良いでしょう。「〜等」というより、「とりわけ」という意味合いで覚えておくと使える場面が増えると思います。
例:
What was wrong with the job?
Well, the pay wasn’t good, among other things.
仕事の何が良くなかったの?
まぁ、給料が特にね。